日産自動車は、4月12日に開幕するニューヨークオートショーで、「GT-R トラックエディション」(2017年モデル)を北米デビューさせる。これまで北米市場では「GT-R プレミアム」と「GT-R NISMO」の2モデルが設定され、日本で15年モデルから設定されたトラックエディションは用意されていなかった。
トラックエディションの現地価格は12万7990ドル(約1400万円/110円換算)。ライバルとなる「ポルシェ911 GT3」(1580万円)に比べると、180万円安の設定。ちなみにエンジンがGT-R トラックエディションが565hpに対して、911 GT3は500hpだ。
トラックエディションは、エンジンは標準仕様のままGT-R NISMOの補強されたボディや足回りを受け継ぐ、いわゆる「足の速いヤツ」である。その本領を発揮するのはサーキットで、高額を払ってマニアックな高性能モデルを求めるハードコア層が北米で拡大しているということか。発売開始は2017年の晩夏が予定されている。北米のエンスージャストがトラックエディションにどんな反応を示すのか興味深い。
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